Column — Large Glass · Do
発注ガイド — 見積もりの進め方
大開口サッシ・大型ガラスは完全オーダーメイドのため、「定価表」はありません。ただし、これからお伝えする情報がそろっていれば、概算の見積もり感は早い段階でお出しできます。
この記事では、見積もり依頼の前に用意するとスムーズな情報と、見積もりの中身、依頼から本見積もりまでの流れを整理します。私たちは、大板ガラス(大型の一枚ガラス)の輸入から施工までを自社一貫で手がける施工会社です。見積もりの「中で何が起きているか」を、作る側・据える側の立場からお見せします。
見積もりを依頼する前に、用意するとよい5つの情報
完璧にそろっていなくても構いません。あるものだけで概算の精度が上がります。
- 開口サイズ(希望でOK):幅×高さ。「リビングの南面を幅6mくらい開けたい」という言い方で十分です
- 図面(あれば):平面図・立面図。設計前なら手描きのスケッチやイメージ写真でも構いません
- 現場の条件:所在地、前面道路の幅、周辺の状況(住宅密集地か、重機は入りそうか)。分からなければ住所だけでも、当社側である程度読めます
- 求める性能:断熱を重視するか、防犯・安全か、眺望の透明感か。優先順位があると仕様を絞れます
- 開閉の要否:動かさない(固定)か、開け閉めしたいか。ここで提案する製品が変わります(後述)
見積もりの構成|何にいくら、が分かる
大型ガラスの見積もりは、大きく3つのブロックでできています。
① 製品費(ガラス・サッシ本体)
ガラスの種類(高透過・強化・合わせ・複層・Low-E)、サイズ、加工で決まります。当社は海外の提携工場からの直輸入体制をとっており、輸入から施工までを一社で完結させることで、中間マージンを抑えた価格構成が可能です。
② 輸送・搬入費
海上輸送・通関・国内輸送・現場搬入まで。大板になるほど、輸送の難易度と費用が上がります。搬入経路の条件(道路幅・重機の設置スペース)もここに効いてきます。
③ 施工費(揚重・取付)
クレーンやバキュームリフターなどの揚重体制、据付の人員・日数で決まります。高所・大重量ほど施工費のウェイトが上がります。
固定か、可動か——見積もりの分かれ道
見積もりの前に、1つだけ決めておくと話が早いのが「その窓を動かすかどうか」です。
| 選択 | ご提案する製品 | 特徴・向いている窓 |
|---|---|---|
| 動かさない(固定・はめ殺し) | 大板ガラス | 可動機構がないぶん構造がシンプル。より大きな1枚をコストを抑えて実現しやすく、眺望を最大化したい窓に向きます |
| 開け閉めしたい(可動) | panoramah!(パノラマ)※当社が日本唯一の正規代理店 | 見付け20mmのフレームで、大開口と開閉を両立します |
「南面の眺望は固定の大板で最大化し、テラスへの出入り口だけpanoramah!で開ける」——このような組み合わせ提案もできます。窓ごとの目的をお聞かせください。
見積もり依頼の流れ(最短ルート)
- LINE・フォームでご相談:上記5つの情報を、あるものだけで構いませんのでお送りください
- 概算のご提示:条件から、実現可否と概算の見積もり感をお伝えします
- 現地・図面の確認:進める場合は、現場条件と図面を確認し、仕様を確定していきます
- 本見積もり:製品費・輸送搬入費・施工費の内訳を明示してご提示します
設計段階の「概算」と、実施段階の「本見積もり」
設計の早い段階では、仕様が固まっていないのが普通です。当社は「概算→設計に伴走→本見積もり」の順で進めるため、構想段階のご相談ほど、搬入・揚重のリスクを先に潰せて、結果的にムダのない見積もりになります。
概算提示までの期間は、情報のそろい方や案件の条件によって変わります。お急ぎの場合は、その旨もあわせてお知らせください。
よくある質問(FAQ)
見積もりは無料ですか?
ご相談・概算のご依頼はLINEで受け付けています。費用の扱いは案件の内容・段階によって異なるため、ご相談時にご案内します。
図面がなくても見積もりできますか?
概算であれば、希望サイズと現場の所在地だけでも方向性をお出しできます。精度を上げる段階で図面・現地確認が必要になります。
相場より高いのか安いのか、判断できません。
大型ガラスに一律の相場はありませんが、見積もりの内訳(製品費・輸送搬入費・施工費)が明示されているかは、比較の大事な物差しです。当社は内訳を明示してご提示します。
開け閉めできる窓と固定の窓、どちらが安いですか?
同じ開口なら、一般に可動機構のない固定(大板ガラス)のほうがコストを抑えやすくなります。ただし用途次第ですので、窓ごとの目的をうかがって最適な組み合わせをご提案します。
見積もり後、断ってもよいですか?
もちろんです。検討の材料としてお使いください。
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まず「おおよその見積もり感」から
始めましょう。
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